Hey! Say! JUMPとしてアイドル活動をしている山田涼介さんですが、その演技力には定評がありますね。
かつて、主演映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』での演技について、共演の大ベテラン西田敏行さんから「ジェームズ・ディーンと重なった」と大絶賛されました。
山田涼介さんのどんなところが「ジェームズ・ディーンと重なった」んでしょか?
【山田涼介主演の映画”ナミヤ雑貨店の奇蹟”】
山田涼介さんが主演した映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は、2017年9月23日に公開されました。
公開当時、山田涼介さんは24歳。
日本テレビの『金曜ロードSHOW!』(2019年6月28日)でも放送されたので、テレビで見た方もいらっしゃると思います。
原作は、東野圭吾さんの同名小説。
「東野作品史上最も泣ける感動作」と言われ、累計800万部を突破した人気作品です。
ストーリーは…
2012年、養護施設出身の矢口敦也は、小林翔太・麻生幸平とコソ泥を働き廃屋に逃げ込みます。
そこは、かつて「ナミヤ雑貨店」だった空き店舗。
店主が町の人々から届いた悩み相談の手紙に答えること有名でした。(上の写真は、壁に貼られた店主の返事を子どもたちが読んでいるところ)
廃屋で一夜を過ごす3人。
深夜、シャッターの郵便受けに手紙が投函されたことに気づきます。
手紙は1980年に書かれと思われる悩み相談。
3人は戸惑いながらも、当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書きます。
やがて、敦也らと浪矢の意外なつながりが明らかになり、32年前の手紙に向き合うことで、敦也は次第に変化していきます。
主人公の矢口敦也 役をつとめたのは、もちろん山田涼介さん。
悪友の小林翔太を村上虹郎さん、麻生幸平を寛一郎さん。
ナミヤ雑貨店の店主・浪矢雄治は大ベテランの西田敏行さんが演じています。
その他、尾野真千子さん、林遣都さん、門脇麦さんなども出演。
主題歌は、あの山下達郎さんがこの映画のために書き下ろした「REBORN」。
メガホンをとったのは、「娚(おとこ)の一生」の廣木隆一監督です。
【西田敏行が山田涼介を”ジェームズ・ディーン”と絶賛!】
山田涼介さんは、映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で共演した西田敏行さんからこんな言葉をもらっているんです。
それは、西田さんが山田さんをバラエティ番組を見たときのこと。
「良い奴だなあと思ったんです」
「子どもがときどき(自転車で)転んでしまったり、挫折したりするんです。
そのときのなぐさめる言葉、励ます言葉、本当に心から言っているんですよ。
表面上じゃないんです。そういう精神を持っている人。
だからこの作品に入っても演技に嘘がないんですね。
自分を欺いた芝居をしない。
それは俺も役者を長いことやっていて、1番心がけていることなんです」(映画.comより)
さすが、ベテラン俳優。
見る視点が違いますね。
さらに、山田さんについて、
「ジェームズ・ディーンや『灰とダイヤモンド』のときの(ズビグニエフ・)チブルスキーの出現と近いものを感じる」
「既製のものに対する打破のようなものは、必ず新しい空気のときに出てくる。
そういう空気感を山田くんは漂わせている」(映画.comより)
と大絶賛。
ご存知、ジェームズ・ディーンは、1931年2月8日生まれのアメリカの俳優。
1955年9月30日、自動車事故で23歳で亡くなるまで、代表作『エデンの東 』(1955年)、『理由なき反抗 』(1955年)、『ジャイアンツ』(1956年)等に出演し、若者の鬱屈や反抗を見事に表現。
「異端児」とも呼ばれた世界的な大スターですね。
(「エデンの東」のジェームズ・ディーン)
(「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の山田涼介)
こうして比べてみると、確かに雰囲気ありますね。
山田さんは、西田さんの言葉に恐縮しながらも、『ナミヤ雑貨店』では初めて「引く演技」に挑戦したと話しています。
「アイドルの仕事は、全面的に自分の存在を前に押し出す仕事だと思っているので、ライブに立っているときは世界一自分が格好良いくらいの気持ちでやらないと成立しない。
でも今回は、群像劇なのでみんなが主演。
そのなかでどれくらい主張して、どれくらい引かなきゃいけないかという駆け引きをすごく大事にしました。
現場では、自分のなかで作ったキャラクターをどんどん薄めていく作業を考えていましたね」(映画.comより)
確かに山田さんがそれまでの作品は妙にキャラの立った役ばかり。
ドラマ『探偵学園Q』(日本テレビ 2006年・2007年)、ドラマ『1ポンドの福音』(日本テレビ 2008年)、ドラマ『左目探偵EYE』(日本テレビ2009年・2010年)、ドラマ『金田一少年』シリーズ(日本テレビ2013年・2014年)、映画『暗殺教室』シリーズ(2015年・2016年)、映画『グラスホッパー』…
しかし、『波や雑貨店の奇蹟』で演じた敦也はごく普通の青年。
それまでとは違った演技を心がけた、山田さんにとっていわば”新境地”となる作品です。
特にすばらしいのは、山田さん演じる敦也が過去から届いた手紙を読んで泣くシーン。
手紙を読み始めてからだんだんと表情が変わって行き、とうとう耐えきれなくなって涙があふれます。
この演技が圧巻で、山田さん自身、こんな風に語っています。
「(西田敏行さんが手紙を読み上げる音声を聞きながら演じると)「涙がブワッと出た」「カメラの横にいる廣木監督の存在が見えなくなった」、「芝居ってこういうことなんだと。芝居じゃない芝居。」
【”ナミヤ雑貨店”のジェームズ・ディーンは林遣都!?】
このように山田涼介さんをジェームズ・ディーンになぞらえて大絶賛した西田敏行さんですが、映画の完成披露試写会ではこんなことがあったんですよ。
完成した作品について西田さんは…
「日本映画をけん引する素晴らしい才能が集まった作品です。
特に若手の3人(山田涼介さん、村上虹郎さん、寛一郎さん)とは初共演でしたが、私が昔観た映画の俳優と感性が重なる部分がありました。
山田君は『エデンの東』のジェームズ・ディーン、虹郎君は『灰とダイヤモンド』のズビグニエフ・チブルスキー、寛一郎君は大先輩の三國連太郎さんに重なりました。」
とまたも山田涼介さんをジェームズ・ディーンになぞらえて絶賛。
しかし、山田さんからこんな突っ込みを受けます。
「以前も西田さんにそう言ってもらえてすごく嬉しかったのですが、映画のパンフレットをみたら、林遣都君がジェームズ・ディーンみたいだと書いてあって。
あれ?僕じゃなかったんだっけと思いました。」
(「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の林遣都さん)
それについて、西田さんは…
「ジェームズ・ディーンも色々な作品に出てるから、色々なジェームズ・ディーンがいるよ(笑)」「林君は『理由なき反抗』のジェームズ・ディーン」
と釈明し、会場の笑いを誘いました。
【山田涼介の“ナミヤ雑貨店”が無料で見られる】
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