上野樹里、ドラマ“ラストフレンズ”での長澤まさみとのキスシーン

上野樹里さんの主演ドラマ『監察医朝顔』の新シリーズが間もなく始まりますね。

『のだめカンタービレ』と並んで上野さんの代表作と言ってよい人気ドラマですが、他にも放送から10年以上も経っても“もう一度見たい”と言われる人気ドラマがあります。

それが、『ラストフレンズ』。
顔ぶれも豪華で、主演の長澤まさみさんや錦戸亮さんのほか瑛太さん、水川あさみさんが出演しています。

真面目なストーリーですが、ドラマ中には上野樹里さんと長澤まさみさんがキスをするシーンも。

いったいどんなドラマだったんでしょうか？

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【再放送でもトレンド入りしたドラマ“ラストフレンズ”】
【ドラマ“ラストフレンズ”の登場人物】
【オープニングと宇多田ヒカルの主題歌の魅力】
【上野樹里と長澤まさみのキスシーン】
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【再放送でもトレンド入りしたドラマ“ラストフレンズ”】

ドラマ『ラストフレンズ』は、2008年4月10日から6月19日までフジテレビ系列で毎週木曜日のい夜10時に放送されていました。
略して『ラスフレ』なんて呼ばれています。

社会問題にもなっているDV（ドメスティックバイオレンス）やセックス恐怖症、性同一性障害といったテーマに取り組んだ青春ヒューマンストーリーで、悩める若者たちがシェアハウスで共同生活を送る中でそれぞれ悩みを乗り越えていく姿が描かれています。

2017年2月24日から関西限定で再放送されたときには、初回放送から9年たっているにもかかわらず「ラストフレンズ」がTwitter上でトレンド入りして話題になりました。

「えええええええ関西限定？？見たい…」
「関西うらやましい」
「ラストフレンズめちゃくちゃ懐しい…」
「毎週絶対見てたやつ」

なんていう声が飛び交ったんです。

今でもこんなレビューがあげられているんですよ。

「定期的に見たくなる～。心痛くなるけど何故か見たくなるんだよな～」
「登場人物それぞれの葛藤や想いが具体的に描かれていますが、ごちゃごちゃしておらず、物語に入り込んで楽しむことができました。悲惨な出来事もありますが、放送当時に、この結末にできたのは素晴らしいなと素直に思いました。また、絶妙なタイミングで流れ出す宇多田ヒカルの”Prisoner Of Love”が素敵で印象的です。」
「12年前のドラマだと知って驚愕。当時は性同一性障害をテーマにした内容がメインなのかと思ってたけど今見たら全然ちゃうわ。。一人ひとりの色々な悩みと葛藤が描かれていてリアルだし続きが早く気になるしで内容自体は重いけどおもしろい。」
「すきだった！たしか小学生くらいだったから、また見たい。主題歌が良い」

当時まだ20代前半の長澤まさみさんと上野樹里さんの熱演、錦戸亮さん扮するDV男の怪演、衝撃的なラスト、そして、宇多田ヒカルさんの主題歌「Prisoner Of Love」が特に印象的なドラマでした。

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【ドラマ“ラストフレンズ”の登場人物】

では、主要な登場人物をご紹介します。
それぞれのキャラがとっても深いんです。

主人公・藍田美知留(あいだみちる)＝長澤まさみ

母子家庭で育った美容師。明るくて優しいが、優柔不断で流されやすい。
宗佑と同棲を始めたが酷い暴行を受け、瑠可に助けを求めてシェアハウスに住むことになりました。
しかし、宗佑を再び信じてしまい…。

DV彼氏・宗佑に悩む女性を好演した長澤さん。

巷ではこんな声が。

「そうすけぇ、って泣く長澤まさみの顔が頭から離れん。」
「流行ってたなー。長澤まさみの洗脳されちゃうか弱い感じと、上野樹里のサバサバ＆クールなかっこよさ、よかった。」
「長澤まさみさんの演技がヘナヘナで面白い。でもミチルみたいな弱さが分かるからこそ観てて息苦しさを感じた。」

美知留に恋する岸本瑠可(きしもとるか)＝上野樹里さん

美知留の中学高校の同級生。
全日本選手権の優勝を目指すモトクロスの選手。
外見・性別で評価されることを嫌い、何事もはっきりさせたいさっぱりした性格。
性同一性障害に悩んでおり、久しぶりに再会した美知留に恋心を・・・。
美知留がDVを受けていると知り、全力で守ろうとします。

2年前に放送された「のだめカンタービレ」のイメージとはガラッと変わった役柄。カメレオン役者ぶりを発揮し、数々の賞をゲットしいています。

第57回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演女優賞、ギャラクシー賞2008年6月度月間賞/2008年度奨励賞、第12回日刊スポーツ・ドラマグランプリ助演女優賞、東京ドラマアウォード2008主演女優賞、第18回TV LIFE 年間ドラマ大賞助演女優賞、第5回TVnavi ドラマ・オブ・ザ・イヤー2008助演女優賞を獲得しています。

上野樹里さんについての巷の声は…

「上野樹里ちゃんのベリーショート似合うしカッコよかった。のだめとルカ、同一人物が演じてると思えない。」
「キャストが豪華、みんな良かった。上野樹里さんカメレオン。錦戸亮くんのDV男が軽くトラウマ」
「思春期に入る前の自分にとって、上野樹里の演じるルカという人物はあまりにもエモかった。」
「るか(上野樹里)がかっこよすぎてほんと好きだった、、、、ルームシェアしたい( ?-? )。」
「上野樹里が演じる性同一性障害の役と錦戸亮が演じるDV彼氏の役のインパクトが強過ぎて未だに覚えてる。」
「これ見た当時はまだLGBTという単語自体もなかった気がするし、まだそこまで大っぴらにできる雰囲気でもなかった覚えがある。それも含めて、上野樹里が演じるルカが好きだったなぁ～。」
「上野樹里さんはもう素人からしても演技ウマ。ルカっていうドラマ内のキャラクターなんだけど、実際にルカとして生きてきたかのように演じてて一気にファンになった。」
「上野樹里さんが役に入り込んでて、圧倒された！当時は錦戸くんのDVばかり注目してたけどもう1回ちゃんと見たらまた感想かわりそう！」

DV男・及川宗佑(おいかわそうすけ)＝錦戸亮さん

美知留の恋人。
幼少期母親に捨てられた過去を持つ。

区役所で児童福祉課に勤め、頭脳明晰で誰に対しても優しい好青年だが、美知留を深く愛するあまり彼女を異常なほど束縛し、暴力（DV)を振るうように…。

美知留が逃げ込んだシェアハウスの住人を逆恨みしています。

ジャニーズのアイドル・錦戸亮さんがサイコがかったDV男を演じたことがスゴイ反響を呼んだんですよ。

巷の声は…

「錦戸さんのDV役がハマっていて怖かった。重い内容だけど、暇があったらもう一度観たいドラマ。」
「当時錦戸君のファンだったので鑑賞したのだけど、DVシーンがショッキングで泣きながら見てた。宇多田さんの曲が最高。」
「昔みたときは錦戸亮が怖かったけど、大人になってから見たら怖いというよりかわいそうで見てて辛くなる。最後の手紙のシーンは息できひんぐらい泣いた。」
「錦戸亮DV男の演技がうまい。イラつくときの表情がピカイチ。」

闇を抱えた水島タケル＝瑛太さん

シェアハウスの住人で、ヘアメイクアーティストとショットバーのバイトをしています。

温和で人当たりの良いですが、幼少期に性的虐待を受けたことがトラウマとなり女性と接触することに苦痛を感じるようになってしまいました。

瑠可が性同一性障害で美知留に想いを寄せていることにも気付いていたが、瑠可に惹かれ想いを告白しました。

巷の声は…

「瑛太さんの演じるキャラクターが今まで見てきた登場人物の中で一番痛みを知っている人だった。紡ぐ言葉、言えなかった想い、全てにやるせない痛みが溢れだしていた。ここまでの優しさを得るのに一体どれほどの涙が流れたのかと思うと切なくて胸が苦しくなる。」
「「人ががどれだけ孤独かなんて、傍から見ただけじゃわからないよ」タケル好きすぎ」
「瑛太演じるタケルがめちゃくちゃ良い男。あんな菩薩のような人素敵すぎる。」
「るかとタケルはひたすらにいい人すぎて、みちるちゃんまじいい友達得たね…。綺麗な瑛太を見たくなったらこのドラマも一つの候補かも。」

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【オープニングと宇多田ヒカルの主題歌の魅力】

この『ラストフレンズ』はドラマそのものもだけではなく、オープニングや主題歌も高評価なんです。

まず、オープニングのタイトルバックにも深い意味合いが隠されていて、それぞれの登場人物の画像に添えられた英単語にそれぞれの悩みのテーマが象徴されています。

美知留：Love＝愛
瑠可：Liberation＝解放
タケル：Agony＝苦悩
エリ：Solitude＝孤独
宗佑：Contradiction＝矛盾

また、割れたガラスの破片＝瑠可の性別に対する苛立ち、マグカップから溢れ出るコーヒー＝宗佑の美知留に対する過剰な愛情を表しているんだとか。

さらに、宗佑は１人だけ黒ネクタイで他の４人とは違う方向へ進み、美知留はタケルを見つめ、瑠可は手を繋ごうとするタケルを拒否も受け入れもせず、恵梨は誰かを追うなど、ストーリーを示唆した映像に。

そして、最後に５人が横になり赤いリボンで結ばれている映像では、１人だけ皆を「みている」タケル、死をイメージさせるように胸に手を当てた宗佑、妊娠を思わせるようにお腹にリボンをのせた美知留…。

かなり時間をかけて撮ったタイトルバックだけあって、かなり工夫が施されていますね。

次に、宇多田ヒカルさんの主題歌「Prisoner Of Love」がまたいいんです。

2008年5月21日に発売された21枚目のシングルで、初週売上はビルボードジャパンの総合シングルチャートにて最高2位を、iTunesのダウンロード数は年間3位を記録した大ヒット。

巷の声は…

「宇多田ヒカルの主題歌「Prisoner Of Love」を聞くと、今でも本作を思い出します」
「宇多田ヒカルの歌も含め頭になぜか残ってるドラマ。それだけ印象深かったんだと思う」
「宇多田ヒカルのPrisoner of love。かなり考えさせられる歌詞だと思う。ドラマとも凄く内容と一致してるところがあってドラマだけで深く理解できなくてもこの曲を聴いてるとなるほどと思うところもあったし色んな技術を使って心情を表してる凄い曲だと思う…」