7月18日、自宅マンションで亡くなっている三浦春馬さんが発見されました。
享年30歳。
背景には、SNS上の誹謗中傷があったと言われています。
5月23日には、木村花さんがやはりSNSのバッシングを受けて亡くなる悲劇があったばかり。
こうした悲劇を予見していたような名作ドラマをご紹介します。
【三浦春馬さんへのSNS上のバッシング】
繊細な三浦春馬さんを死に追いやった原因と言われているSNS上のバッシング。
ある芸能関係者はこんなことを語っています。
「インターネットでは、映画『コンフィデンスマンJP』で共演した東出昌大の不倫スキャンダルをめぐり三浦さんがSNSで発信した見解に対し、『擁護している!』と叩かれた。彼は繊細で、他人の意見や、どう見られているかを常に気にするタイプ。元カノのことをいまだに引きずり、彼女のことが忘れられずに悩んでいたと言う人もいる」(東スポwebより)
三浦さんが「SNSで発信した見解」というのは、1月29日に投稿されたツイッターです。
「明るみになる事が清いのか、明るみにならない事が清いのか…どの業界、職種でも、叩くだけ叩き、本人達の気力を奪っていく。皆んなが間違いを犯さない訳じゃないと思う。国力を高めるために、少しだけ戒める為に憤りだけじゃなく、立ち直る言葉を国民全員で紡ぎ出せないのか…」
これに対し、ネット上では同意する声が上がる一方、「不貞をされた側の気持ちになったことがあるのか」「煽っているのは世間一般ではない。まずは自分が稼いでいるテレビ出演をボイコットしてみろ」といったバッシングも多く浴びせられました。
また、3月に三浦さん主演のミュージカル『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド~汚れなき瞳~』を公演した際には、新型コロナ感染拡大が始まっていた時期と重なっていることからやはり批判を受けていました。
その後、コロナ禍での外出自粛もあって、三浦さんは、半ば引きこもり状態。
「かなり落ち込んでいるようにも見えた」という芸能プロ関係者もいるようです。
そんな中、木村花さんのあの悲劇が起こりました。
【木村花さんへのSNS上のバッシング】
享年22歳の女子プロレスラー木村花さん。
2019年9月からフジテレビ系の恋愛リアリティ番組『テラスハウス2019-2020』に出演していました。
ルームシェアする木村 快さんが中身を確認しないで洗濯機を回してしまい、花さんのプロレスのコスチュームが縮んでしまいます。
「一緒に住むんだったら人のこともっと考えて暮らせよ!」とどなり散らす花にひたすら謝る快。
最後には快がかぶっていた帽子を取って投げ捨ててしまいます。
この放送を見た視聴者からこんなコメントが殺到します。
「命より大切なコスチュームを洗濯機に入れっぱなしにするな!」
「お前も悪いだろ」
「暴力行為とか最低」
その夜、花さんはこんなインスタを上げます。
「すみませんでしあ/消えれるもんなら早く消えたいよ/生きててごめんなさい。良い人じゃなくてごめんなさい。嫌な気持ちにさせてごめんなさい/消えて無くなったら許してくれますか? 消えたらみんなに愛してもらえますか。/わたしはみんなの事が好きです。」(原文まま)
するとこれに対してもまた批判の声が。
「悲劇のヒロインを気取ってる」
「かまってちゃんかよ」
「早く卒業しろ」
その後、コロナウイルス拡大防止による外出自粛の中、批判コメントをひとりで読んでいたとも言われています。
そして、花さんが最後に「いいね」をしたツイッターのコメントは…
「お前が早くいなくなればみんな幸せなのにな。まじで早くきえてくれよ」
インスタグラムのストーリーに「愛してる、楽しく長生きしてね。ごめんね。/さようなら」というメッセージを投稿。5月23日未明に命を絶ってしまいました。
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しかし、週刊文春の花さんのお母さんへの取材によると、花さんは例の事件前に番組側からかなり煽られていたようです。
「テラハに出た当初からプロレスラーらしく振舞えって……。1のことを100にして盛り上げて欲しいって言われて。コスチュームの件はスタッフにめっちゃ煽られた。『いいじゃん、あんな奴、ビンタぐらいしたらいいじゃん』って。盛り上げなきゃと思ったけど、プロレスラーとしてビンタはさすがにできないから、苦しまぎれで帽子をはたいたの。スタッフは信用できないよ」(週刊文春より)
また、花さんが友人に送ったLINEには「自分の仕事道具壊されて、スタッフにカメラの前でキレろって言われて」と書かれていたとのこと。
「恋愛リアリティ番組」と謳っているにもかかわらず制作側から“やらせ”があったとすれば大問題ですよね。
お母さんは花さんの名誉回復のためにBPOにフジテレビを訴えました。
【三浦春馬さん、木村花さんの事件で思い出されるあのドラマ】
SNSのバッシングによって命を絶たれたと言っても過言ではない三浦春馬さんと木村花さん。
これらの事件で思い出したのが、2019年1月6日から3月10日まで放送された日本テレビのドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』。
菅田将暉さん演じる高校教師・柊先生が、SNSのバッシングを苦に自殺した教え子・景山澪奈(上白石萌歌さん)の死をきっかけにクラスの生徒全員を人質に立てこもるという奇想天外なドラマ。
柊先生は、自らを犯人に見せかけるフェイク動画をSNSで発信し、SNSに潜む危険性や言葉が持つ暴力性について世間に熱く訴えかけました。
最終回で学校の屋上から柊先生がSNSを通して世の中に訴えたかけた言葉をご紹介します。
「『ウザイ、キモイ、死ね』よくもまあ、そんなゲスなワーズがポンポン出てくるもんだわ、恥ずかしい。それだよそれ!そのお前の自覚のない悪意が景山澪奈を殺したんだよ!」
「景山は泣きながら俺に訴えてたよ。助けてくれって。彼女の気持ちがわかるか?お前らが浴びせた言葉の暴力が彼女の心を壊したんだぞ!」
「自分の親や友達に面と向かって言えない言葉を見知らずの他人にぶつけんなよ。お前のストレスの発散で他人の心をえぐるなよ。分るだろ俺の言いたいこと。」
「マインドボイスは誰でも気軽につながれる便利なツールだ。・・・人によって心のよりどころになるだろう。それも大切だ、否定はしない。けど、その一方で恐ろしい暴力装置にもなりえる。」
「右にならって吐いた何気ない一言が、相手を深く傷つけるかもしれない。独りよがりに偏った正義感が束になることで、いとも簡単に人の命を奪えるかもしれないってことを!そこにいる君に、これを見ているあなたに、一人ひとりの胸に刻んでほしんだよ。」
「その目も口も手も誰かを傷つけるためにあるわけじゃない!誰かと悦びを分かち合うために、誰かと幸せをかみしめるためにあるんじゃないのか!そうだろ!もっと人にやさしくなろうぜ!もっと自分を大事にしようぜ!」
今でもあのラストシーンを思い出すと涙がこぼれそうになります。
詳しくは記事【菅田将暉、ドラマ3年A組最終回の視聴率と名言!】でご紹介しています。
【ドラマ“3年A組”をもう一度見る方法】
さて、そんな菅田将暉さんの『3年A組』をお金をかけずに見る方法をご紹介します。
DVDレンタルに代わって、今流行っているのが「動画配信=VOD」。
その無料視聴を利用する方法です。
「動画配信」は、PCやタブレットはもちろん、ゲーム機やスマホで見られるので、通勤や通学時間を利用できるのが魅力です。
もちろん返却の手間もありません。
大抵どこの動画配信・VODも2週間から1か月の無料視聴がありますから、それを利用すれば、基本的にお金はかかりません。
現在、動画配信をしている会社は40社ほど。
どれも一長一短あり、なかなか選ぶのに迷う方も多いと思います。
数ある動画配信サービスの中でも、一番オススメなのが『hulu』。
2週間もある無料視聴期間を利用すれば、『3年A組』が余裕で観られちゃうんです。
ちなみに、『hulu』の月額料金は1026円(税込み)で、コスパ的にもオススメ。
記事作成現在で、『hulu』で見られる菅田将暉さんの作品は次の通りです。
- 3年A組 -今から皆さんは、人質です-
- dele(ディーリー)
- トドメの接吻
- デスノート Light up the new world
- デスノート NEW GENERATION
- 火花
- 王様とボク
- 翳りゆく夏(かげりゆくなつ)
- 地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子
- ディストラクション・ベイビーズ
- 理由
- 仮面ライダーW
- 仮面ライダー × 仮面ライダー ダブル&ディケイド MOVIE大戦2010
- 仮面ライダー × 仮面ライダー フォーゼ &オーズ MEGA MAX
- 仮面ライダーW FOREVER A to Z / 運命のガイアメモリ
- オーズ・電王・オールライダーレッツゴー仮面ライダー
- 仮面ライダー × 仮面ライダー オーズ &ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE
すぐに入会する必要はありません。
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上記の作品リストは、記事作成時点ですので、必ず公式サイトで作品をご確認ください。
『hulu』公式サイトはコチラ(↓)
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