VOD(動画配信)の基礎知識

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動画配信・VOD

最近、“VOD”とか“動画配信サービス”という言葉をよく耳にしませんか?

「ドラマや映画が見られるということは、何となくわかるけど…。」

そんな方に“VOD”とか“動画配信サービス”について分かりやすくご紹介します。


【VOD(動画配信サービス)の基礎知識 ①:VODとは?】

まずは、言葉の説明から。

VODというのは、Video On Demand(ビデオ・オン・デマンド)の頭文字で、そのまま“ヴィーオーディー”と読みます。

“Demand”は「求め・要求」という意味で、“On Demand”は「求めに応じて」という熟語ですから、「求めに応じたビデオ」つまり「観たいものが見られるビデオ」とでも訳したらよいでしょうか。

日本語では「動画配信サービス」や「映像配信サービス」などと言われます。

映画・ドラマ・アニメ・テレビ番組などが観られ、2011年以降に海外VODが参入してから日本でも成長している注目のサービスです。

Hulu・U-NEXT・dtv・Amazonプライムビデオなんかが有名で、現在40社ほどが競合しています。

YouTubeなどでも映画やドラマを流しているものがありますが、個人が勝手にアップしているものが多く、ほとんどの場合「海賊版」と呼ばれる違法なものです。

さらには、余り知られていないんですが、不正にアップロードしたサイトから、データをダウンロードするのも違法行為になるんですよ。

それに対して、VOD(動画配信サービス)は、大手企業が正規の手続きを経て提供しているサービスですから安心です。

【VOD(動画配信サービス)の基礎知識 ②:最大のメリット】

デジタルコンテンツ協会によれば、VODの市場規模は2016年の1,630億円だったのに対し、2021年は2,570億円規模になるようです。毎年、2~15%成長しているというんですからスゴイ人気ですよね。

これほど人気が出ている最大の理由は「いつでも、どこでも」好きな作品が見られるという便利さ。

それについてご説明します。

《メリット「いつでも」》

まず、「いつでも」についてですが、VOD以外に数多くの作品が見られるサービスにCS放送やBS放送があります。

WOWOWやスカパーが有名ですね。

CS放送やBS放送はその名のとおり、あくまで「放送」ですから番組が見られる放送時間を決めるのは放送側。

録画をしてみるにしても、観る側は放送時間に縛られてしまうんです。

それに対して、VOD(動画配信サービス)は観る側が配信を「求め(デマンド)」ますから、自分の都合に合わせて観ることができるわけです。

「いつでも観られる」というのは観る側にしてみればかなり便利じゃありません?

コレに応じて、最近ではWOWOWもオンデマンドサービスを始めたほどなんです。

しかも、気に入った作品を何回も繰り返し見られちゃうのも嬉しいメリット。
気に入ったシーンは何度でも見たいですもんね。
(一部制限があるところもあります。)

《メリット「どこでも」》

もう一つの大きなメリットは「どこでも」。

かつては、PCでしか見られなかったため、観られる場所
が限られていました。

ところが今では、ほとんどのVODがスマホやタブレットでも観られるようになりました。

ですから、通勤や通学時間を利用して電車やバスの中でも観られるんです。

これなら、忙しい人でもスキマ時間を有効に使って楽しめますね。

また、天気のよい日に公園などの屋外で楽しむのもいいものですよ。

*データ通信量が気になる方はコチラをご覧ください。

また、最近は受像装置を取り付けたTVでも観ることができるようになりました。

ですから、リビングで大きな画面で楽しみたい人にもうってつけ。

移動時間を有効に使いたい人、自宅でゆっくり楽しみたい人。どちらにも嬉しいサービスなんですよ。

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【VOD(動画配信サービス)の基礎知識 ③:作品ジャンル】

では、VOD(動画配信サービス)ではどんなジャンルの作品が観られるんでしょうか?

ザックリご紹介するとこんな感じです。

  • 海外映画
  • 国内映画
  • 海外ドラマ
  • 国内ドラマ
  • 韓流・アジアドラマ
  • アニメ
  • キッズ向けアニメ
  • キュメンタリー
  • バラエティ
  • スポーツ
  • 音楽
  • 趣味(囲碁・将棋・釣りetc)
  • お色気

その他、オリジナル番組やテレビ番組のスピンオフを配信したり、舞台専門の観劇VODもあります。

最早、扱っていないものはないと言っていいほどですね。

どのジャンルに強いかは、サービス提供会社によって違いますが、海外系は割合とオリジナルコンテンツが多いといわれています。

しかもオリジナルコンテンツに登場するのは、テレビでおなじみの俳優・女優さんたちが多いですから、熱烈なファンの間では貴重な作品として話題になっています。

一方、FOD(フジテレビ オン デマンド)などテレビ局系は、バラエティーを含めて自局の番組が豊富ですね。(他局ものも観られますが)

人気ドラマの各話の放送直後に期間限定で無料視聴のサービスを行ったり、続編やスピンオフを配信しています。

Hulu は、もともと海外系ですが、日本テレビが動画配信事業を買い取って以来、日テレ系ドラマとオリジナルドラマの両方が豊富です。

日テレドラマ

【VOD(動画配信サービス)の基礎知識 ④:2種類の動画再生方式】

さて、VOD(動画配信サービス)を利用するにあたって気をつけなければいけないのが動画再生方式。コレを知らないとデータ通信量が極端に増えて、通信制限がかかってしまします。

動画再生方式には大きく分けて二つあり、それぞれメリットとデメリットがあります。

《ストリーミング方式》

一つは、“ストリーミング方式”。
動画をその場でダウンロードしながら視聴する方法で、再生可能な部分から視聴していきます。

再生までの時間が短く、リアルタイムでの動画配信にも対応ができるのがメリットですが、飛ばしながら視聴するのには向いていません。

また、通信環境が悪いと動画が止まってしまったりしてストレスを感じることもあります。

《ダウンロード方式》

もう一つは、“ダウンロード方式”。
あらかじめ端末にデータを全てダウンロードしてから再生が可能になる形式です。

一度ダウンロードすれば、オフラインの環境でも見られますからデータ通信量を気にする必要がなく、飛ばし見にも向いているメリットがあります。

しかし、ストリーミングと違って、ダウンロードと再生を同時に行うことはできないため、視聴までに少し時間がかかることもあります。

また、データ通信量が大きいため、Wi-Fi環境下でダウンロードしないとすぐ通信制限がかかってしまうというデメリットがあります。

ですから、移動時間に視聴したいという人は、Wi-Fi環境下で事前に端末にダウンロードしておくことをオススメします。

そうすれば安心して外出先でもゆっくり楽しむことができます。

ところでこの“ストリーミング方式”と“ダウンロード方式”、サービス提供会社がどちらか一方を選択して配信しているわけではなく、どこも作品によって使い分けているのが現状です。

傾向として、リアルタイム配信や放送中の連続ドラマなどは“ストリーミング方式”が多いですよ。

また、テレビやPCにはダウンロードできないところが多いのでご注意ください。

視聴スタイルに応じて上手に使い分けましょう。

【VOD(動画配信サービス)の基礎知識 ⑤:2種類の課金方式】

また、課金方式にも2種類あります。

コレを知っておかないと、見た目の安さに惹かれて申し込んだはいいものの、結局、余計にお金がかかってしまったなんてことにもなりかねません。

《定額制》

一定の月額料金を払うと、決められた範囲のコンテンツが見放題になるサービスです。

月額の価格帯は500円~1,000円が多いです。
有名なVODの月額料金は次の通りです(2020年2月現在)

  • dtv : 550円(税込み)
  • FOD : 976円(税込み)
  • Hulu : 1026円(税込み)
  • abemaプライム : 960円(abemaは無料)
  • U-NEXT : 2189円(税込み)

ただし、各社ともポイント制やファミリーアカウントといったサービスを提供しているので、一概に上記の料金だけでは安さを比較できないのでご注意ください。

《PPV制》

もうひとつは、PPV(ペイ・パー・ビュー)という方式。
1番組ごとに料金を支払うサービスです。

1作品200円とか300円とかを月額料金に上乗せして支払います。

見放題コンテンツに開放される前の最新の映画や、テレビ局系のVODで他局が放送していた番組なんかが、よくPPVになっています。

多くのVODサービスは、定額制とPPVを併用していますので、宣伝で「見放題!」と謳っていてもご注意ください。

日テレドラマ

【VOD(動画配信サービス)の基礎知識 ⑥:無料視聴期間】

今では当たり前になっている無料視聴。
どのVODも2週間から1か月の無料視聴期間を設けています。

しかし、「無料視聴」といっても、全ての作品が無料で見られるわけでなく、先ほどご紹介したPPV(ペイ・パー・ビュー)作品は有料になります。

では、主なVODの無料視聴期間をご紹介します。(2020年5月現在)

  • dtv : 31日間
  • FOD : 2週間
  • Hulu : 2週間
  • U-NEXT : 31日間

【VOD(動画配信サービス)の基礎知識 ⑦:作品数】

忘れてならないのが作品数。
VODを申し込んだはいいものの、見たい作品が少ないのでは残念ですからね。

取り扱い作品数は、各社とも変わりますのであくまでの記事を書いている現在(2020年2月)のものと御承知下さい。

また、無料作品と有料作品が混在している点もご注意ください。

  • dtv : 12万本
  • FOD : 3万本(有料作品を除く)
  • Hulu : 6万本
  • U-NEXT : 14万本
  • Abema TV : 1,5万本
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【管理人イチオシのVOD(動画配信サービス)はココ!】

これらの色々なことを総合的に判断すると、管理人的にイチオシなのはU-NEXTです。

取り扱い本数が21万本とダントツの1位。
無料視聴期間も31日間と最長。

数字面だけではありません。
新作がいち早く見られ、ダウンロード機能もあり、4K対応の作品も扱っているなど、クオリティーでも一番ですね。

月額料金が一見高めなのが気になりますが、無料作品が一番多いので他社でレンタル作品2~3本見ればこのくらいになります。
ファミリーで4アカウントまで作れるので2人以上でシェアすれば、逆に安上がりです。

とは言え、その他のVODサービスにもそれぞれ良い点があります。
コチラで詳しく比較していますので是非ご覧くださいね。→【動画配信 比較】

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