山田孝之、最新映画“ステップ”で妻に感謝!

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俳優の山田孝之さんが、作家・重松清さんの小説をもとにした最新映画『ステップ』でシングルファザーをシリアスに演じます。

これまで個性的な役が多かった山田さんですが、難しい役どころを演じるにあたり、かなり真面目な思いで取り組んだようですよ。

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【山田孝之の最新映画“ステップ”】

この度山田孝之さんが主演する映画『ステップ』は、作家・重松清さんの同名の小説を映画化したものです。

重松清さんと言えば、『エイジ』(1999年)、『ビタミンF』(2000年)、『十字架』(2009年)等の作品で知られる作家さんで、2000年下半期で直木賞(『ビタミンF』)を受賞している方ですね。

これまでも、多くの作品が映画化されています。

例えば、『青い鳥』(2008年 主演:阿部寛さん)、『アゲイン 28年目の甲子園』(2015年 主演:中井貴一さん)、『十字架』(2016年 主演:小出恵介さん)、『恋妻家宮本』(2017年 主演:阿部寛さん、天海祐希さん)、『幼な子われらに生まれ』(2017年 主演:浅野忠信さん)、『泣くな赤鬼』(2019年 主演:堤真一さん)なんかがあります。

テレビドラマ化されたものも多く、例えば『とんび』(2012年 NHK、 主演:堤真一さん、2013年 TBS系 主演:内野聖陽さん)、『あすなろ三三七拍子』(2014年 フジテレビ系、主演:柳葉敏郎さん)、『流星ワゴン』(2015年 TBS系、主演:西島秀俊さん、香川照之さん)、『ブランケット・キャッツ』(2017年 NHK総合テレビ、主演:西島秀俊さん、吉瀬美智子さん)なんかが有名です。

今回、山田さんが主演する『ステップ』は、初め雑誌『中央公論』で『恋まで、あと三歩。』のタイトルで連載されていたんですよ。

その後、この『ステップ』の名前で2009年3月に中央公論新社から刊行され、文庫化され8.5万部ほど売れています。

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【映画“ステップ”のストーリー】

それでは、簡単に『ステップ』のストーリーをご紹介しますね。

山田孝之さん演じる武田健一は、結婚3年目に若くして最愛の妻・朋子を亡くします。

2歳半になる娘・美紀の子育てと仕事を両立する生活が始まった健一。

カレンダーに“再出発”と書き込み、トップセールスマンだったプライドを捨て時短勤務ができる部署に異動してもらいます。

しかし、全てが予定外。なにも上手くいきません。

見るに見かねて、心優しい義理の父母・村松明(國村隼さん)と美千代(余貴美子さん)が美紀を引き取ることを提案しますが、健一はそれを断り自ら娘を育てる道を選択します。

亡き妻と夢見ていた家庭を作ろうと誓い前進していきます。

しかし、これまで健一と美紀のことを誰よりも心にかけてくれていた義父・明が倒れます…。

大切なものを失った人たちの10年間を描いた感動のストーリーです。

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【“ステップ”のレビュー】

2020年4月3日より全国公開予定ですが、早くも楽しみにしている人が多いようですね。

小説『ステップ』のAmazonのカスタマーレビューは、星5つ中の4.2。

かなり高いですね。

ここでちょっとレビューの一部をAmazonから抜粋してご紹介しますね。

語り口は非常に穏やかで実直であり、人間としての品を感じさせる内容で、それが却って胸に迫り、読書中は涙が止まりませんでした。

父親の再婚と、可愛がってくれたおじいちゃんの入院。今までの日常、女の子のこころに、与えた衝撃。それを乗り越えてゆく姿。子供が、どんどん成長してゆくのがよくわかる。この本も、わたしにとって、大切な本になった。

1人娘のいる主婦からすると最初から涙なしには読めませんでした。

今を大切にしようと思える作品でした。これからの人生について考えさせられました。みなさんも読んでみてはいかがですか?

内容は重いですが、誰にでも訪れ得る家族の死、新しい出会いの中で、日々を大切にして行こうという気持ちになります。感情移入しやすく、読後感は爽やかです。

泣いてしまってこまる・・・こまることはないんだが、あの年の雪は・・桜におごるようだったなあ・・と思う。

単なる子育て記録ではなく、登場する人物の内面を表現しながら展開していくことで、いろんなことが変化していく。自分のことは、もちろんのこと、子供の成長と、発する言葉の変化。義両親の身体面の変化などを表現していて、後半は、一気に読みました。

娘を育ててゆく過程で出会う人たちが本当に優しくて優しくてそこに泣けてしまいました。なぜこんなにも重松清は優しいのだろう。

親を失った子供の気持ち、親の悩み等、ぐっと胸に迫る、しかし、重くなりすぎず、一気に読みたくなる、心に残る素晴らしい作品でした。

胸に響きました。特に、最後のほうは、涙があふれ、止まらなくなりました。

いままでまだ重松さんの本を10冊ぐらいしか読んでいませんが、その中のイチオシです。

どうです?映画の方も涙なくしては見られない作品になりそうですね。

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【山田孝之の最新映画“ステップ”で妻に感謝】


山田孝之さん、この映画『ステップ』で主演を務めるにあたってコメントを寄せています。

ご自身の人生と重ねて、かなり考えさせられたことが多かったようですよ。

早速ご紹介しますね。

本作のどんなところに惹かれましたか?

シンプルな親と子の物語を演じたことがなかったので、まずそこに興味がありました。役者としてその役を演じてみたいというのは、その人の人生を歩んでみたいということ。自分が娘を育てたらどうなるだろう、妻を失ったらどうするだろうということを、健一として経験してみたかったんです。

三人の子役が演じる美紀と向き合ってみていかがでしたか?

相手が子供だからといって、三人(9〜12歳を田中里念さん、6〜8歳を白鳥玉季さん、2歳を中野翠咲さんが演じています)とも、無理に距離を詰めようとすることはしませんでした。キャラクターとしての美紀が特別に誇張された特殊な子供だとも思いません。子供は大人が思っているよりずっと世の中を理解しているし、周りの空気やバランスも見ている。みんな自分の娘だと思って、その年齢の娘がいたらどんな会話をしてみたいかなというところで素直に接していましたし、一緒にいる時間を楽しんでいましたね。

実際に健一として生きてみて、どんな経験になりましたか?

うーん、本当はこんなこと言いたくないんですけど……正直、妻には感謝しましたね。妻の存在は偉大だなと思いました。でもほんと嫌なんですよ、こういうことを言うのは。仕事の選び方を見てもわかると思いますが、まだまだやんちゃしていたい、ふざけたオジサンでいたいんです、山田孝之は!でもこの映画を撮影しながら、家族や妻や子供が元気でいてくれるというだけで、本当に幸せでありがたいことなんだなと思いました。まあそんなことはすぐ忘れて、僕はまた面白い仕事に没頭してしまうんでしょうけどね(笑)。

ということで、一般人である実生活の奥さんにリアルに感謝したようですね。

山田孝之さんの奥様についてはコチラ→【山田孝之の嫁はchiho(ちほ)?梨花?子どもの他に隠し子?】

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