男性にも女性にも人気の女優・有村架純さん。
2019年のドラマは『そして、生きる』（2019年8月4日 – 9月8日、WOWOW）だけで、地上波のドラマ出演はありませんでした。
そして、早くも2020年の出演ドラマが発表になりました。
有村さんが有村さん自身を演じる異色のドラマなんだとか？！
しかも、この新作ドラマ、またＷＯＷＯＷのドラマなんです。
いくら、ＣＭをやっているからと言って…。
一体、ＷＯＷＯＷってどうなんでしょうか？
今回は、有村架純さんの新作ドラマの内容とＷＯＷＯＷのメリット・デメリットについてご紹介します。
【有村架純の2020年ドラマ“有村架純の撮休”】
今回発表になった有村架純さんの2020年の新作ドラマは『有村架純の撮休』。
有村さんの架空の休日の過ごし方を描いた一話完結のオムニバスドラマなんだとか。
2020年の3月にＷＯＷＯＷで放送されます。
ドラマの内容は、女優・有村架純さんが突然撮影が休みになったら、その休日をどう過ごすのかを描いた８つの架空のストーリー。
ちなみに、ドラマタイトルの“撮休”というのは、ドラマや映画の撮影期間に突然訪れた休日のことです。
第1話は、撮休で久々に実家に帰った有村さんの姿を描いています。
駅まで迎えに来たお母さんと家に帰り、他愛もない話をしているところに訪れたある男。
有村架純さんには面識がありませんが、亡き父の仏前に手を合わせたその男に、お母さんは親しげに話しかけ自転車の修理を頼みます。
そして、なぜか3人で衣装に夕飯を囲むことになって…。
ほかにも、人間ドックへ行く有村さん、開かない瓶のふたに悪戦苦闘する有村さんなど、面白い話が8話、紹介されるんだそうですよ。
有村架純さん、視聴者の方々にこんなメッセージを送っています。
「私であって私ではない自分を演じる難しさはありますが、なるべく8通りの私であるように考えてやらせていただきました。「どれが本当の私なんだろう」と想像をしながら、見ていただきたいです。有村架純が豪華な監督、脚本家、キャスト、スタッフたちと一緒に「何か面白いことやったんだな」、「楽しんでやったんだな」と温かい目で見守っていただければ嬉しいです。」
【2020年ドラマ“有村架純の撮休”は監督と脚本が豪華】
ドラマ『有村架純の撮休』は、“撮休”を過ごす有村架純さんの姿を5人の監督と8人の脚本家が妄想たくましく描いた異色のドラマなんだとか。
で、その監督と脚本を担当している人たちがまた、豪華なんです。
例えば、第1話を撮ったのは、あの是枝裕和監督。
是枝裕和監督と言えば、リリー・フランキーさんや安藤サクラさんが出演した『万引き家族』で、23018年に第71回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを獲得した監督さんですよね。
また、他にも今泉力哉監督なんかも参加しているということです。
今泉力哉監督は、“恋愛映画の旗手”と呼ばれていて、映画では、『愛がなんだ』（2019年）、『アイネクライネナハトムジーク』（2019年）で 第41回ヨコハマ映画祭の“監督賞”を受賞した監督です。
他に、テレビドラマ『時効警察はじめました』（2019年）や、乃木坂46のミュージックビデオを撮っている監督さんです。
さらに、山岸聖太さんは映像ディレクター。
星野 源さんやデザイナーの大原大次郎さんらと、映像制作ユニット「山田一郎」のメンバーとしても活動している方です。
主にミュージックビデオをたくさん撮っていて、例えば、星野 源さんの「くせのうた」「日常」、三浦春馬さんの「Fight for your heart」、milet「Again and Again」、ももいろクローバーZの「Re:Story」、ユニコーンの「ぶたぶた」、ЯeaLの「仮面ミーハー女子」なんかがあります。
また、映画監督でもあり、脚本家でもある横浜聡子さんは、映画『俳優 亀岡拓次』（2016年）や、永瀬正敏さんと工藤夕貴さん主演の短篇『りんごのうかの少女』（2013年）や、テレビドラマ『バイプレイヤーズ 〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら〜』（2017年、テレビ東京）『ひとりキャンプで食って寝る』（2019年、テレビ東京）を撮った監督。
ほかにも、『十年 Ten Years Japan』（2018）、杉咲花さん主演の『DATA』で脚本と監督を務めた津野愛さん、ドキュメンタリー映画『エンディングノート』で第33回ヨコハマ映画祭新人監督賞・第35回山路ふみ子映画賞文化賞・第52回日本映画監督協会新人賞・第36回報知映画賞新人賞・第26回高崎映画祭若手監督グランプリ・芸術選奨新人賞映画部門を受賞を総なめにした砂田麻美さん等も参加しています。
他にも、篠原誠さん（WOWOW「WOWOWに入りましょう」CM）、ペヤンヌマキさん（演劇ユニット「ブス会＊」主宰）、ふじきみつ彦さん（「バイプレイヤーズ」）、三浦直之さん、（劇団「ロロ」主宰）、比嘉さくらさんも脚本で参加しています。
錚々たるメンバーですね。
有村架純さん自身、是枝監督の印象についてこんな風に語っています。
「是枝さんがこの作品をお受けしてくださったことに驚きましたが、私自身を演じるこのドラマで撮っていただけるのはとても貴重な機会ですし本当に有難いです。
短い期間ですが、実際にご一緒させていただき、寄り添ってくれる穏やかな人だなと思いました。画に是枝監督の優しい人柄や空気感が作られていて、私自身も心地いい空気の中に自分がいるなと感じています。役者の方々の感情が見えるまで、すごく粘って、見放さないでいてくれる監督だなと思いました。」
逆に、是枝監督は有村架純さんのことを…
「有村さんはいつかご一緒したいと思っていたので、今回このようなきっかけをいただけてとても有難いです。願ったりかなったり、です。
有村さんは、お芝居がとても端正な方で、感情をそんなに表に出さなくてもちゃんとこちらに伝わってくるというか、内に秘めたものが沢山ある女優さんで、監督としては撮り甲斐があります。
今回の企画は、有村架純さんが有村架純を演じるということで、ドキュメントなのかフィクションなのか、曖昧なところを狙いながら、彼女の新たな魅力を引き出せれば、と考えています。
お楽しみに。」
なんてコメントしているんですよ。
さらに、これだけ豪華な面々が担当する今回のオファーについて有村さん、こんなコメントをしています。
「今年の春先に芝居に対するアプローチだったり、自分のお芝居について、ちょっと迷いや不安を感じ始めてきた時に今回のお話をいただき、次の扉を開くきっかけになるかもしれないと思いました。直感で面白そうと思いましたし、自分にとっても意味のある挑戦になると思っています。
自分自身を演じること、そして5人の監督、8人の脚本家の皆さんと同時にご一緒することも初めてで、初めてづくしの作品になったことも新鮮でした。」（引用は全てＷＯＷＯＷ公式サイトより）
【ＷＯＷＯＷのメリットとデメリット】
この新作ドラマ『有村架純の休日』や2019年の『そして、生きる』など、ここのところ地上波よりもＷＯＷＯＷでのドラマが多い有村架純さんですが、そもそもＷＯＷＯＷってどうなんでしょうか？
有村架純さんと柳楽優弥さんのテレビＣＭでよく目にしますが、意外と分らないことが多くないですか？
そこで、メリットとデメリットを含めてＷＯＷＯＷについてご紹介します。
ＷＯＷＯＷは、1984年（昭和59年）に日本衛星放送株式会社という名前で設立され、1989年に愛称としてＷＯＷＯＷを使用し始めました。
出来た当初は日本初の有料放送を行う民放衛星放送局として開局しましたが、2014年にフジ・メディア・ホールディングス（フジサンケイグループの持ち株会社）、東京放送ホールディングス（ＴＢＳグループの持ち株会社）の関連会社になっています。
WOWOWプライム、WOWOWライブ、WOWOWシネマの3つのチャンネルが見放題になっていて、それぞれこんなコンテンツになっています。
- WOWOWプライム・・・選りすぐりの番組を集めたメインチャンネル
- WOWOWライブ・・・ライブ専門のチャンネル
- WOWOWシネマ・・・年間700本の24時間映画専門チャンネル
アーチストの生中継のライブや最新ライブ、スポーツの生中継を高画質な映像で楽しめるのが最大の特長です。
意外と知られていないんですが、今では、テレビだけではなくて、PC・スマートフォン・タブレットでも放送中の番組が視聴できるネット同時配信を行っています。
ですから、ｈｕｌｕやｄＴＶと同じように楽しむことができるんですね。
ほかに、ＷＯＷＯＷのメリットは、最新映画にも強いこと。
もちろん、国内・海外のドラマや舞台なども観られます。
コンテンツの本数的には、月間300本以上、オンデマンド番組3000本以上と言いますから、１４万本あるU-NEXTや、１２万本のｄＴＶ、５万本のhulu、3万本のＦＯＤと比べると少ない気がします。
まあ、何万本もあっても、そんなに見きれないですがね。
あと、気になるのが月額料金。
2300円（税抜き）になっています。
ｈｕｌｕが933円（税抜き）、ｄＴＶが500円（税抜き）、U-NEXTが1990円（税抜き）、ＦＯＤが888円（税抜き）ですから、ちょっと高いかも…。
それでも、ｄＴＶ、U-NEXT、ＦＯＤなどは、一部の作品が別料金になっているので、見方によっては高くないとも言えます。
詳しくは、こちら（↓）の公式サイトをご覧ください。
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