このたび事件を起こした沢尻エリカさんの代役として、2020年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』で濃姫を演じることになった川口春奈さん。
ネット上では川口春奈さんを応援する声が飛び交っていますが、他にも過去に川口さんが沢尻エリカさんの「別に…。」を映画でパロっていた事を“因縁?”と面白がる声も多く聞かれます。
一体どんな映画だったんでしょうか?
その映画と川口さんが沢尻さんをパロっているシーンを動画でご紹介します。
【沢尻エリカの「別に」騒動】
沢尻エリカさんが世間を騒がせた「別に…。」の騒動が起きたのは、2007年9月29日の映画『クローズド・ノート』の舞台挨拶でのことでしたね。
沢尻さんが主演したこの映画『クローズド・ノート』。
沢尻さん演じる小学校の教員を目指す女子大生が、引越し先で前の住人が置き忘れたノートを読み、そこから意外な出来事が展開していくシリアスな愛の物語です。
その公開初日の舞台あいさつで、例の事件は起こりました。
司会進行役の女性に「一番思い入れのあるシーンは?」と聞かれ、沢尻さんは「特に無いです」。
さらに「どんな思いでクッキーを焼かれたんですか?」という質問にも「別に」。
コレを見たマスコミや一般の視聴者が一斉にバッシングを始め、沢尻さんは謝罪、活動自粛に追い込まれました。
【川口春奈が沢尻エリカをパロった映画“謝罪の王様”】
(川口春奈さん ↑)
そのシーンを川口春奈さんがパロったのがコメディ映画『謝罪の王様』。
2013年9月28日に公開された水田伸生監督監督のこの映画。
実は、主演は阿部サダヲさん、脚本が宮藤官九郎さんだったんです。お二人は今年のNHK大河ドラマ『いだてん』の主要関係者ですから何か因縁を感じますね。
これには、『NHK、攻めてる!』なんて声も聞かれます。
どんな内容かというと、架空の職業“謝罪師”の黒島譲(阿部サダヲさん)が、謝罪のテクニックを駆使して事件を解決していくコメディ。
ケース1からケース6まで、さまざまな事件が展開するんですが、川口さんが出演しているは『その他』のケースの“清純派女優”。
まさに、沢尻さんの「別に」そっくりです。
その動画をご紹介しますね、金髪に派手なメイクと、一見して川口さんとはわかりにくいんですが、1分15秒あたりに出てきます。
この映画の出演については、『川口春奈オフィシャルブログ』で川口さんのマネージャーさんがこんなことを書いています。
そして、最近よく周りから聞かれるのが、「春奈ちゃんて、『謝罪の王様』で、『別に…』とか言ってる?」と(笑)
映画「謝罪の王様」に、本当にちょろっと出てるのですが、まさかの映画のスポットでも使って頂き…
「別に…」と言ってます(笑)
こんな風貌なので、「川口春奈…?」と思われるのですが、春奈です!
まだ観てない方は、映画館で観てくださいね!
(川口春奈さん ↑)
ちなみに、『謝罪の王様』には、主演の阿部サダヲさんのほか、井上真央さんや竹野内 豊さんなど、かつてNHK大河ドラマに出演していた方たちもたくさん出演しています。
本当にNHKがこの「別にパロディー」のことを知っていて川口さんに代役を依頼したのならば、たしかに『攻めすぎ』かも(笑)。