2019年の実写映画の出演は『初恋ロスタイム』のみだった竹内涼真さん。
しかし、来年2020年に向けて、新作映画『太陽は動かない』のロケがすでにスタートしています。
今回は、竹内さんにとって初めてとなるアクション映画。
それも、海外ロケを行った、かなりスケールの大きな映画だそうです。
一体どんな映画なんでしょう?
【竹内涼真の新作映画“太陽は動かない”とは】
今回、竹内さんが出演する映画は、2020年5月に公開予定の『太陽は動かない』。
原作は、作家・吉田修一さんの同名の小説です。
吉田修一さんと言えば、『怒り』『悪人』など立て続けにヒット作を出している作家さん。
『太陽は動かない』は、その吉田修一さんが書いたサスペンス・アクション小説で、月刊小説誌「PONTOON」(幻冬舎)に2011年5月号から2012年1月号まで連載され、2012年4月23日に単行本、2014年8月5日に文庫本が出ました。
その『太陽は動かない』を映画化したのが今回の作品。
一言で言うと、世界を股にかけ、国や企業の裏で活躍するスパイアクションです。
中心人物は、産業スパイ組織「AN通信」の日本人諜報員・鷹野一彦とその相棒・田岡亮一。
心臓に小型爆弾を埋め込まれた二人は、24時間ごとに死の恐怖に襲われます。
そんな究極の緊張状態の中、太陽エネルギー開発情報の争奪戦に身を投じることに…。
ところが、開発情報には日本を揺るがすような巨大な陰謀が潜んでいました。
誰が敵で誰が味方か分からない産業スパイの世界。
韓国人スパイのデイビッド・キム、謎の女・AYAKOなど、エージェントや各国の絶対的権力者との頭脳戦を繰り広げていきます。
世界各国を舞台にした壮大なスケールと大規模なアクションがふんだんに盛り込まれていることから、“映像化不可能”と言われていた『太陽は動かない』ですが、いよいよ来年、実写映画として公開されます。
【竹内涼真の初アクション映画!ロケはブルガリア!】
主人公の諜報部員・鷹野一彦を演じるのは藤原竜也さん。
竹内さんはその相棒の田岡亮一を演じます。
竹内さんは、藤原さんについてこんな風にコメントしています。
「ふとした時の台詞だったり、表情だったり、一緒に撮影をさせていただいていてすごく勉強になりますし、自分からも仕掛けたいなと思っています。先輩ですけど食らいついてやっていかないといけないと思います」
「竜也さんからコミュニケーションを取ってくださり、食事にも何度も連れて行っていただきました!頼りになるお兄ちゃんという感じです」
一方、藤原さんは竹内さんのことを、
「すごく力のある俳優さんです。勉強していて、頭の回転の速い俳優だなというイメージで、初共演なのですが、彼に引っ張られる部分もあったし、彼がいたからこそ助かったなというシーンもいっぱいありました」
「撮影以外のところでもコミュニケーションを取って仲良くなりました」
とても息があった“バディ”を見せてくれそうですね。
竹内さんのインタビューを動画でご紹介しますね。
ところで、この『太陽は動かない』は、車の横転や爆破といったカーアクションや、実際に列車を40kmも走らせて撮影するなどのかなり激しいアクションが盛り込まれています。
陸橋から飛び降りるワイヤーアクションや、激しい肉弾戦にも挑戦した竹内さん。
竹内さんは、そんな本格的アクション映画は初めてなんですが、サッカーのスポーツ推薦で大学に入ったほどの運動神経の持ち主ですから、きっとキレッキレの動きを見せてくれることでしょうね。
物語が世界各国を舞台にしていることから、ロケはブルガリアの首都ソフィアで敢行され、ハリウッドで数々の実績を作ってきたブルガリアの制作チームとタッグを組んでいるそうです。
1カ月にも及んだこのロケは、バルカン半島で最も美しいと言われるアレクサンドル・ネフスキー寺院やブルガリア最古のソフィア大学、ソフィア市街地、鉄道駅・ソフィアセントラルステーションなどで撮影されたんだとか。
その辺も“邦画”の枠を超えたワールドワイドな楽しみ方ができそうですね。
そんな映画『太陽は動かない』ですが、映画だけでなく、何とテレビドラマとしても放送されることが決まっているんです。
テレビドラマ版は、原作者の吉田修一さんが監修したオリジナルストーリー。
WOWOWプライムで2020年度中に放送予定だということです。