菅田将暉、ドラマ3年A組最終回の視聴率と名言!

2019年3月10日、菅田将暉さん主演のドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』(日テレ系)が最終回を迎えましたね。

最終回は、同ドラマの最高視聴率を記録。
これまでの全ての謎解きはもちろん、ネット民とのやりとりで吐いた名言やメッセージがネットで話題になっています。

今回は、菅田将暉さんが『3年A組』最終回での鬼気迫る演技で吐いた名言とメッセージを余すところなくご紹介します。
文章で見ると、また奥深いですよ。

そして、こんな脚本を書いたのは誰なのか気になったので調べてみました。
どうぞご覧ください。

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【菅田将暉主演『3年A組』最終回視聴率】

『3年A組』の視聴率は、次の通りです。(ビデオリサーチ調べ、関東地区)

  • 初回:10,2%
  • 第2話:10,6%
  • 第3話:11,0%
  • 第4話:9,3%
  • 第5話:10,4%
  • 第6話:11,7%
  • 第7話:11,9%
  • 第8話:12,0%
  • 第9話:12,9%

ほぼ回を追うごとに上がっていました。
そして、3月10日の最終回は、何と自己最高の15,4%

この枠の最終回の最高視聴率は『デスノート』(2015年7月期)の14,1%ですから、『3年A組』はそれを上回る最高記録だったんですね。

【サスペンスを超えた『3年A組』最終回のメッセージ】

『3年A組』の番組サブタイトル『―今から皆さんは、人質です―』が表しているように、これまで単なるサスペンス系の学園ドラマという見方をしていた人が多かったんではないでしょうか?
かく言う自分もその一人でした。

たしかに、サスペンス系学園ドラマでもあり、最終回ではこれまでの全ての謎の真相を明かしてはいます。

しかし、最終回の菅田将暉さんの10分以上にわたる主観視線の熱演と心に突き刺さるセリフは、単なるサスペンスドラマ以上のメッセージ性があったのではないでしょうか。

SNS上では

「時代にぴったりなドラマ」
「メディアリテラシーの教材は3年A組」
「メッセージ性あって考えさせられた」
「涙止まらない」

などの声が飛び交いました。

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【“3年A組”最終回で繰り広げられた菅田将暉の名言】

ここでは、菅田将暉さん演じる柊先生がSNSライブ中継でネット民と繰り広げた討論と明言を全セリフをご紹介します。

その前に、ライブ中継の前夜、校舎の屋で柊先生が翌朝SNSライブ中継で真相を明かすと予告するシーン。

テレビ中継を見ながら、続々と
「やべえやつ来たよ。おい。」
「凶悪犯登場!」
「刑事を人質にマシンガンとか草」
「悪役感ハンパねーなwww」

などの言葉がSNS上を飛び交います。

オタク風の男は、自室のテレビでその中継を見ながら
「お前なんかさっさと死ねよwww (投稿者:最後の在校生)」
と打ち込みます。

その後、柊先生が狙撃されるシーン、防弾チョッキで助かったシーン、夜を通して椎名桔平さん演じる郡司刑事に真相を打ち明けるシーン、茅野さくらの独白のシーンをはさみます。

夜が明け、いよいよ校舎の屋上で柊先生がSNS『マインドボイス』のライブ中継を通し事件の真相を明かす場面。

街角で、学校で、家庭で、人々がスマホやパソコンで送った言葉がライブ中継の画面に流れます。

【投稿】
「もう、真相とかいいから死んでくれよ」
「アンタが景山澪奈を殺したことこそ真実!」
「徹底的に糾弾してやる!」
「叩く準備はできたぞ!ばっちこーい!」

この後、屋上と回想シーンが交錯しながら話しが進みます。

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【屋上での柊のメッセージ】
柊が自分でフェイク動画をつくったことを明かすと、
「混乱してるね!なのにけなすことは忘れていない。
コレだよコレ!これが俺が立てこもった最大の理由だよ!」

【回想】
「SNSによる暴力を世に知らしめること。
フェイク動画を使って、状況を二転三転させることで、いかに自分たちが不確かな情報に踊らされていることを自覚させる。」

【屋上での柊のメッセージ】
「1日目、お前たちは俺を生徒殺しの殺人犯としてネットで叩いた。
2日目、3日目、4日目と次々に増えていく犠牲者の情報に、お前たちは俺を凶悪犯としてネットで盛り上がった。
5日目、俺が誰も殺していないことや教師が標的だったことを知ると、今度は俺をヒーローとしてネットでたたえた。
6日目、武智の犯行をにおわせたら、ネットで武智に疑いを向けた。
7日目、フェイク動画に映った人物を武智と断定してネットで追い詰めた。
8日目、証拠もないの武智をネットで徹底的に糾弾した。
9日目、俺が真犯人だと分るや否や矛先を俺に替えて、ネットで叩きまくった。
そして、今日10日目、全てが嘘だと知った。
お前たちはこの10日間でどれだけ自分の意見を変えた!信憑性のない情報を頼りにどれだけ心ない言葉をネットで浴びせた!」

「俺はそんなお前らの愚かな行動をあぶりだすためにこの事件を引き起こしたんだよ!」

【投稿】
「自分の考えを押しつけてくんじゃねーよ」
「ウチら関係ねーし」
「エンターテイメントショーじゃねえのかよw」

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【屋上での柊のメッセージ】
「関係ねーじゃねーんだよ。俺を娯楽としてしか思っていないあんたに言ってんだよ!」
「おい、そこの!
周りに流されて意見を合わせることしかできない、お前に言ってんだよ!」

「お前ら、景山の何を知ってたんだよ?何にも知らねえだろ!会ったことねえだろ!話したこともねえだろ!大して知りもしないのに、何であんなに(景山澪奈を)叩けるんだよ!」

【投稿】
「こいつウザイ」
「キモー」
「さっさと死んでくれよ」

【屋上での柊のメッセージ】
「『ウザイ、キモイ、死ね』よくもまあ、そんなゲスなワーズがポンポン出てくるもんだわ、恥ずかしい。それだよそれ!そのお前の自覚のない悪意が景山澪奈を殺したんだよ!」

【回想】
「景山澪奈を殺した本当の犯人はSNS、マインドボイスだ。景山はフェイク動画を流された後に、マインドボイスで受けた誹謗中傷の数々に耐えかねて命を絶ったんだ。」

【屋上での柊のメッセージ】
「お前らネットの何千、何万という悪にまみれたナイフで何度も何度も刺されて景山澪奈の心が殺されたんだよ!」

【屋上での柊のメッセージ】
「フェイク動画が景山を苦しめたことに違いはない。けど、あれはいわば一次災害にすぎなかった。」

【回想】
「武智が作らせたフェイク動画は確かに悪質だ。でもそれがすぐに間違いだったと理解してもらえれば、景山の心が病むこともなかった。」

【屋上での柊のメッセージ】
「あのフェイク動画を鵜呑みにしたお前たちが、誹謗中傷を浴びせた二次災害こそが、景山を死に追いやった原因なんだよ!
景山はネットの罵詈雑言によって幻覚や幻聴を感じるようになった。」

「景山は泣きながら俺に訴えてたよ。助けてくれって。彼女の気持ちがわかるか?お前らが浴びせた言葉の暴力が彼女の心を壊したんだぞ!」

「おまえたちが景山の命を奪ったんだ!」

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【投稿】
「俺たちが景山澪奈を殺したの?w」
「ウケる~。柊先生、頭大丈夫?www」
「ウチら思ったことを書いただけだし」
「自由に言えるのがネットの良さでしょ」
「ネットの意見を真に受けた景山が悪い」
「傷つくならネットなんきゃみなきゃいいのよ」

【屋上での柊のメッセージ】
「お前も、お前も、お前も!今まで散々正義感振りかざしてきたくせに、分が悪くなったとたんに子どものように責任転嫁を始める。
自分を正当化するのに必死だな。
つまんねえ生き方してんじゃねえぞ!
見苦しんだよ!ふざけてんのはお前らだろうが!
お前ら一度だって真剣になったことあんのか!
逃げてんじゃねえぞ!」

「自分の親や友達に面と向かって言えない言葉を見知らずの他人にぶつけんなよ。お前のストレスの発散で他人の心をえぐるなよ。
分るだろ俺の言いたいこと。お前らそこまで馬鹿じゃねえだろ!気付いてくれ!」

【柊のメッセージが流れる廊下】
生徒「先生、怒ってる。」
郡司刑事「いいやこれは怒りじゃない。祈りだ。」

【屋上での柊のメッセージ】
「マインドボイスは誰でも気軽につながれる便利なツールだ。
気の合う友達をみつけて、いつでもどこでもコミュニケーションがとれる。
人によって心のよりどころになるだろう。それも大切だ、否定はしない。
けど、その一方で恐ろしい暴力装置にもなりえる。」

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【回想】
「言葉は時として凶器になる。ナイフなんて比にならないぐらい重く、鋭く心をえぐってくる。」

【屋上での柊のメッセージ】
「だから刻んでほしいんだよ!
右にならって吐いた何気ない一言が、相手を深く傷つけるかもしれない。
独りよがりに偏った正義感が束になることで、いとも簡単に人の命を奪えるかもしれないってことを!そこにいる君に、これを見ているあなたに、一人ひとりの胸に刻んでほしんだよ。
他人に同調するより、他人をけなすより、まずは自分を律して、磨いて作っていくことが大切なんじゃないのか!
ていうかそっちの方が楽しいだろ!
その目も口も手も誰かを傷つけるためにあるわけじゃない!
誰かと悦びを分かち合うために、誰かと幸せをかみしめるためにあるんじゃないのか!
そうだろ!もっと人にやさしくなろうぜ!
もっと自分を大事にしようぜ!」

「俺の言葉がどれだけ届いているのか。
きっとほとんどの人間には痛くもかゆくもないだろう。
でもだれか一人でいい、君一人でいい。
感情に任せた言葉が景山澪奈のような犠牲者を作るかもしれない、そう思って踏みとどまってくれたら、今俺が今ここに立っている意味がある。
そしていつかきっと、その一人が10人になって100人になって1000人になって行く、俺はそう信じてる!
だからどうか、だからどうか、あなたに届いて欲しい。
聞いてくれてありがとう。Let’s think!」

・・・どうでしょう。
なるべく余分なコメント入れずに書きだしてみましたが、皆さんはどの言葉が心に響きましたか?

柊先生の命日、茅野さくらがこう独白します。
「私やクラスのみんなに届いたように、誰かに伝わってほしい、そう願っています。
先生の思いが。誰かに…。誰かに…。誰かに…。」

その後、例のオタクの部屋に場面が切り変わります。

「お前なんか死ねばいいのに」と打ったオタク君。
Enter Keyを押そうとしますが、ふと思いとどまり、この言葉をDeleteします。

まさにこの番組がそうあってほしいという祈りですね。

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【“3年A組”の脚本を書いたのは仮面ライダーの人!】

最後の最後に、こんな強烈なメッセージを込めたストーリーをつくったのはだれなんでしょう?

それは、脚本家の武藤将吾(むとうしょうご)さん。

1977年生まれといいますから、今年で42歳。

2002年に『野球狂の親父』で第15回フジテレビヤングシナリオ大賞佳作受賞し、『電車男』『花ざかりの君たちへ イケメン♂パラダイス』などのヒットドラマや、映画『テルマエ・ロマエ』の脚本を書いた人だそうですよ。

2017年には、『仮面ライダービルド』で仮面ライダーシリーズに初参加し、テレビ本編全49話、劇場版、Vシネマ2作品、ファイナルステージの脚本を1人で書き上げた人でもあるんです。
『3年A組』には仮面ライダーネタがそこここにまぎれていますが、それもこういった理由からなんですね。

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