ドラマ『3年A組 今から皆さんは、人質です』が好調な菅田将暉さん。
2018年は、映画『となりの怪物くん』や『生きてるだけで、愛』で主演しましたが、2019年はどんな映画に主演するのでしょうか?
今回は、菅田将暉さんが2019年に主演する予定の映画をご紹介します。
【菅田将暉の2019年主演映画】
2019年、菅田将暉さんが主演する映画は『アルキメデスの大戦』。
この映画は、講談社の『ヤングマガジン』で2015年52号(11月21日発売)から連載されている同名の漫画が原作です。
漫画の原作は、あの『ドラゴン桜』で有名な三田紀房さん。
第二次世界大戦中の戦艦大和の建造をめぐるさまざまな謀略が渦巻く世界を描いたこの作品、三田紀房さんにしてみれば『ドラゴン桜』よりも前に構想を練っていた漫画と言いますからそれだけでも期待しちゃいます。
主演の菅田将暉さんは天才数学者の役を演じ、映画の中で帝国海軍と知能戦を繰り広げていきます。
【菅田将暉の映画“アルキメデスの大戦”原作のあらすじ】
原作『アルキメデスの大戦』のあらすじはこうです。
テーマは、日本海軍の造船をはじめとする当時の技術戦略を巡る様々な謀略と人間模様。
時は日本が満州国の樹立を宣言し、欧米列強と対立を深めていた頃。
造船中将の平山忠道(ひらやま ただみち)は、巨大戦艦の建造を計画しています。
一方、海軍少将である名将・山本五十六(やまもと いそろく)は、『これからの戦争の主体は航空機であり、巨大戦艦は不要になる』と考え、
平山の巨大戦艦案ではなく、対航空機戦闘を考えた藤岡喜男(ふじおか よしお)の案を支持します。
これに対し、平山は造船にかかかる費用を不当に安く見積もり、巨大戦艦の建造案「大和」を新型戦艦造船会議で通そうとします。
山本は、この平山の計画を阻止するために、元帝大生の櫂 直(かい ただし)を海軍主計少佐に抜擢。
特別会計監査課の課長になった櫂少佐とその部下・田中正二郎(たなか しょうじろう)少尉は、平山案の見積もり金額の嘘をあばくために奔走します。
無謀な日米開戦につき進もうとする日本の技術戦略の矛盾に直面しながら、なんとか開戦を防ごうと様々な苦難に立ち向かう天才数学者の苦悩を描いた作品です。
【菅田将暉が映画“アルキメデスの大戦”に使命感!】
そんな壮大なスケールの映画『アルキメデスの大戦』で主演する菅田将暉さん。
どんな気持ちで撮影に臨んでいるんでしょう。
菅田将暉さん自身のコメントをご紹介します。
誰もが知っている戦艦『大和』から見えてくる日本人の性と数学から浮き出てくる果てしない愚かさに、僕はロマンを感じました。
そのスケールは非常に映画らしく、そして、夢と現実に生きる僕ら現代人にとって突き刺さる題材だと思います。
今やらなければならない作品だと思いました。
使命感を持って臨んでいきます。
そんな緊張感の中、現場では山崎監督のニンマリ企み顔が毎日癒しです。
【2019年の映画“アルキメデスの大戦”の主な出演者】
今回、映画『アルキメデスの大戦』でメガホンを取ったのは山崎貴監督。
山崎貴監督と言えば、岡田准一さんが主演し、2013年に公開された大ヒット映画『永遠の0』を撮った監督ですね。
映画『永遠の0』は第38回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞しましたが、『アルキメデスの大戦』はどうなるでしょう。
どんな作品になるか期待しちゃいますね。
映画『アルキメデスの大戦』には、主人公の天才数学者・櫂 直を演じる菅田将暉さんのほか、こんな豪華な俳優陣が出演します。
東宝にて2019年7月26日公開予定です!楽しみですね。
【出演者】
- 櫂を海軍に招き入れた海軍少将・山本五十六:舘ひろし
- 櫂や山本と対立する造船中将・平山忠道:田中泯
- 櫂や山本と対立する海軍少将・嶋田繁太郎:橋爪功
- 櫂や山本を支持する海軍中将・永野修身:國村隼
- 戦艦長門艦長・宇野積蔵:小日向文世
- 海軍大臣・大角岑生:小林克也
- 造船会社社長・大里清:笑福亭鶴瓶
- 櫂に思いを寄せる社長令嬢・尾崎鏡子:浜辺美波
- 櫂と共に戦艦大和計画阻止を計る海軍少尉・田中正二郎:柄本佑