米津玄師の「Flamingo(フラミンゴ)」の歌詞・ふりがなつき

2018年のNHK紅白歌合戦にも出場し、ますます注目の米津玄師。

「Flamingo(フラミンゴ)」は、2018年10月31日に「TEENAGE RIOT(ティーンエイジライオット)」とのダブルA面シングルとしてリリースされたヒット曲ですね。

米津玄師さんのメジャーデビュー8作目の作品で、オリコン初登場で1位を飾った、記念すべき曲です。

独特の言葉づかいを駆使しているこの曲。
いったい何を言っているんでしょう?

まずは、歌詞をふりがなつきでご紹介します。
分りにくい言葉には注釈も付けました。

 

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【米津玄師Flamingo(フラミンゴ)の歌詞・ふりがなつき】

Flamingo
作詞・作曲/米津玄師

宵闇(よいやみ)に 爪弾(つまはじ)き 悲しみに 雨曝(あまざら)し 花曇(はなぐも)り
枯れた街 にべもなし 侘(わび)しげに 鼻垂(はなた)らし へらへらり</font >

*爪弾き=(不満・軽蔑・非難などの気持ちから)指先を親指の腹に当て,その指を強くはじくこと。②他人を嫌って排斥すること。仲間はずれにすること。
*花曇り=桜の咲く頃の、曇りがちの天気。
*にべもない=愛想がない。そっけない。にべない。

笑えない このチンケな泥仕合(どろじあい) 唐紅(からくれない)の髪飾(かみかざ)り あらましき恋敵(こいがたき)
触りたい ベルベットのまなじりに 薄(うす)ら寒い笑みに

*泥仕合=互いに相手の欠点・失敗・秘密などを言い立てて非難しあう醜い争い。
*唐紅=濃い紅色。紅色の美しさをほめていう場合が多い。
*あらましき=荒く激しい。荒々しい。

あなたフラミンゴ 鮮(あざ)やかなフラミンゴ 踊るまま
ふらふら笑って もう帰らない
寂(さび)しさと嫉妬(しっと)ばっか残して
毎度あり 次はもっと大事にして

御目通(おめどお)り 有難(ありがた)し 闇雲(やみくも)に舞(ま)い上がり 上滑(うわすべ)り
虚仮威(こけおど)し 口遊(くちずさ)み 狼狽(うろたえ)に軽はずみ 阿呆晒(あほさら)し

*御目通り= 身分の高い人に会うこと。拝謁。
*有難し=「ありがたい」の文語的な表現。
*闇雲=漠然としてあてのないさま。やたらに。
*虚仮威し=底の見え透いたおどし。実質はないのに外見だけは立派に見えることにもいう。こけおどかし。

愛(いと)おしいその声だけ聴いていたい 半端(はんぱ)に稼(かせ)いだ泡銭(あぶくぜに) タカリ出す昼鳶(ひるとんび)
下らないこのステージで光るのは あなただけでもいい

*昼鳶=①昼間、人家にしのび入り、金品をぬすむ者。ひるとび。②掏摸(すり)のこと。

それはフラミンゴ 恐ろしやフラミンゴ はにかんだ
ふらふら浮かんで もうさいなら
そりゃないね もっとちゃんと話そうぜ
畜生(ちくしょう)め 吐(は)いた唾(つば)も飲まないで

*吐いた唾は飲めぬ=一度口から出した言葉は取り消すことはできない、というたとえ。

氷雨(ひさめ)に打たれて鼻垂らし あたしは右手にねこじゃらし
今日日(きょうび)この程度じゃ騙(だま)せない 間(はざま)で彷徨(さまよ)う常(とこ)しえに
地獄の閻魔(えんま)に申し入り あの子を見受けておくんなまし
酔(よ)いどれ張(は)り子の物語 やったれ死ぬまで猿芝居(さるしばい)

*氷雨=①雹(ひよう)。あられ。[季]夏。② 晩秋・初冬の冷たい雨。
*常しえ=変わらずにいつまでも続く・こと(さま)。とこしなえ。えいきゅう。
*見受け=芸妓・娼妓などを身の代金を払って年季のすまないうちに、その商売をやめさせること。落籍すること。
*張り子=物の形を木型で作り,それに紙を重ねてはり,糊(のり)がかわいてから,木型を抜き去ったもの。はりぬき。また,木・竹などで芯(しん)を組み,上から幾重にも紙を張って作ったもの。はりぼて。
*猿芝居=①猿に芸を仕込み、かつらや衣装をつけて歌舞伎役者のまねをさせる見世物。②すぐ見透かされるような、あさはかなたくらみ。

あなたフラミンゴ 鮮(あざ)やかなフラミンゴ 踊るまま
ふらふら笑って もう帰らない
嫉妬(しっと)ばっか残して
毎度あり 次はもっと大事にして

宵闇(よいやみ)に 爪弾(つまはじ)き 花曇(はなぐも)り
枯れた街 にべもなし はらへらり

注釈は「weblio辞書」より

 



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【米津玄師 Flamingo(フラミンゴ)は何を歌っているのか?】


ところで、この「Flamingo」、こうして言葉の意味を調べただけでは、何を歌っているのかわかりませんよね。

これは、米津玄師さんが別れた元カノのことを歌った曲だと言われています。
幸せの象徴であるはずの「Flamingo」を彼女に見立て、浮気をしてフラフラしている彼女への思いを綴ったものだとか。

彼女の言葉と思われる部分を赤い字で書きました。
この古い日本語は、どこか江戸時代の花魁(おいらん)ことばを連想させます。

黒い字が男=米津さんのことば、赤い字=元カノのことばと考えると、スッキリしませんか?

最後に、この「Flamingo」はSONYに使われましたよね。

そのSONYとのインタビューで「Flamingo」の意外なテーマについて、米津さん自身が語っているんです。

是非合わせてごらんください。→記事【米津玄師がフラミンゴのCMインタビューで語った意外なテーマ】

 

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