【GACKTが出演する「芸能人格付けチェック」とは?】
GACKTが出演する「芸能人格付けチェック」は、テレビ朝日系列で毎年正月に放送さる特別番組です。
もともとは、番組『人気者でいこう!』で1999年の3月にスタートした「芸能人格付けチェック 〜お前たちは果たして何流芸能人なのか!?〜」という一つのコーナーで、初期は週替わり企画の1つだったんですよ。
その年の8月からレギュラー化し、当時は浜田雅功さん・内藤剛志さん・堀部圭亮さんが担当していました。
内容は、とてもシンプル。
出演者が「高級品」と「安物」を見分ける問題にチャレンジ。
スタートは全員『一流芸能人』としてあつかわれるが、不正解するとランクが下がってしまいます。
芸能界の大御所ぶっているベテランが不正解を連発して、最下位までランクが下がったりになったり、逆に若手アイドルが「一流芸能人」になるなど、予想外の展開が面白いと人気になり、2000年9月まで同番組のメイン企画でした。
2006年に正月の特別番組として復活しました。
このときから司会を伊東四朗さんと浜田雅功さんが担当しています。
特に2009年の放送は18.9%の視聴率を記録。
GACKTさんが初めて番組に出演したのがこのときです。
以来、高視聴率を維持し2018年はそれをさらに上回る19.6%をたたき出しました。
【GACKTの格付け連勝を阻んだのはジャニーズのあのふたり?】
2009年の初出場以来、連勝を続け只一人『一流芸能人」であり続けたGACKTさん。
第13弾に当たる2016年のお正月も、前年までの36連勝をどこまで更新するのか注目さていました。
その年のチームメイトは、ジャニーズ事務所所属のKis-My-Ft2の北山宏光さんと同事務所所属の中山優馬さん。
北山宏光さん
中山優馬さん
番組冒頭、浜田雅功さんが「お前らが連続記録をはばめ!」と叫び、
GACKTさんは「間違えたら、ぶっ飛ばしますよ」とプレッシャーをかける展開に。
GACKTチームは、第1問から順調に正解。
GACKTさんの40連勝がかかる第4問に進みます。
問題は、日本を代表するプロのオーケストラ「東京吹奏楽団」と、アマチュアの玉川大学吹奏楽団の演奏の聞き分けるもの。(上記の写真はイメージです。)
このとき、チーム代表は北山宏光さんと中山優馬さんでGACKTさんには回答権がありません。
そんな時に限って、ジャニーズの二人は互いの意見が分かれてしまいます。
キスマイの北山宏光さんはA、後輩の中山優馬さんはBを選択。
結局、北山宏光さんは、中山優馬さんが熱く語るのでその熱意を信じ、Bに変更しました。
ところがこれが裏目に出て、正解はA!
この時点でGACKTさんの連勝記録は39でストップしました。
この時のGACKTさん、動揺を隠しきれず、
「ヤバい、涙出てきた」
「心弱い、ボク……」
「40だよ?」
「辛いななんか。いやー、辛っ」
と自信にあふれたいつものGACKTさんとは別人のよう。
真っ青になって北山さんと中山さんが戻ってくると、「ぶっ飛ばす」どころか「怒ってるんじゃないんだよ、悲しいんだよ」とひとこと。
それでも、「メンタルリセット」をしたGACKTさんは、それ以降の問題をパーフェクトで正解。
GACKTチームは「一流芸能人」の一つ下である「普通芸能人」に留まることができました。
「さすがGACKTさん!」の一言です。
【GACKTの格付けチームの相方はだれ?】
この時、ツイッターでは、北山宏光と中山優馬に非難が集中。
これに対し、北山・中山ファンが反論をすれば、更に二人をたたくツイートが飛び交うなど、大炎上。
その日、ツイッターなどで飛び交ったキーワードを集計している「Yahoo!」の「話題なう」ランキングは…
- 1位:番組中のGACKTさんの言葉「メンタルリセット」
- 2位:「GACKT」
- 3位:「格付け」
でした。
その連勝のプレッシャーや、ツイッター騒動のこともあってか、以後、相方のなり手がなかなか見つからないのだとか…。
これまでのGACKTさんの相方は…
- 2009年:吉田秀彦
- 2010年:つんく♂
- 2012年:紀里谷和明
- 2013年:魔裟斗
- 2014年:西川貴教(TM revolution)
- 2015年:鬼龍院翔(ゴールデンボンバー)
- 2016年:北山宏光(キスマイ)・中山優馬(ジャニーズ事務所)
- 2017年:堀江貴文
- 2018年:YOSHIKI
GACKTさんは、個人としてはこれまですべての質問に正解。
現在55連勝中です。
どこまで記録を伸ばすのでしょうね。
来年のお正月も楽しみです。